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「断絶の時代」のキーワード

2017年1月号

あけましておめでとうございます。
本年が みなさまにとって素晴らしい1年であることをお祈りしています。

元日の日本経済新聞は「昨日までの延長線上にない『断絶(Disruption)』の時代が私たちに迫っている」と記しています。
P.F.ドラッカーは すでに1965年の著作『断絶の時代:The Age of Discontinuity』で 経済構造や産業構造が抜本的に変わり 前の時代とはまったく違う連続性のない時代に入ると 喝破していました。
この「断絶の時代」とは トランプ新アメリカ大統領の登場に代表される 社会が分断される「不安と混沌の時代」なのでしょうか。

年末年始に通読した『介護保険制度史-基本構想から法施行まで』(介護保険制度史研究会・大森 彌ほか)に 次のような記述がありました。
「(介護保険制度創設の)政策決定をめぐる過程は 通例のケースとは大きく異なっていた。それは 幾度も苦難に直面するたびに それまで傍観もしくは反対していた人々が 自らの意志で制度創設を推進する側に参加していき その結果 時を経るにつれ介護保険制度創設を日指す隊列は大きく膨れ上がり 最終的には日本全体を突き動かすまでに至ったことである。それを可能とした背景には 政治や行政の場のみならず マスコミや地方自治体・市民団体など様々なレベルにおいて対話や討論が頻繁に行われ 膨大な情報が多くの人々の間で共有され、国民的な論議が広がっていったことがある」

「分断」の危機に瀕した政治・経済や社会そして知を 次のステップに止揚する道筋が確かにあるはずです。

ドラッカーは 前述の『断絶の時代』で
「本書は 明日の世界の急所を探した。明らかであるにもかかわらず まだ知覚されていないものを探した。本書の特質は 予測ではなく 観察である」
と述べています。

私たちは まだ見えないしかし「確実に存在する未来」に向かって歩み始めているのです。
In rivers, the water that you touch is the last of what has passed
and the first of that which comes ; so with present time.
    -Leonardo da Vinci

                                                株式会社ウエルビー
      代表取締役 青木正人