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国民皆保険を支持するが負担に不安

2017年8月号

日本医師会総合政策研究機構(日医総研)が「第6回 日本の医療に関する意識調査」の結果を公表しました。
同調査は、2002年から継続的に行われているもので、今回は特に、国民の医療に対する評価・要望・不安・満足度を把握するとともに、医療の平等性や適正利用に対する意識、在宅医療、かかりつけ医への理解などに力点を置いています。

医療全般と受けた医療に対する評価を見ると、「満足している」が14.8%と28.8%、「まあ満足している」が59.3%と63.5%で、それぞれ74.2%・92.3%の国民が一定以上の評価をしていることがうかがえます。
「国民は医療を必要以上に利用しているか」という医療の適正利用に関する問いには、52.5%が「そう思う」と回答しており、国民の半数以上が、一般的に過剰な医療の利用があると認識していることが分かりました。
なお、年代別・居住地域別に大きな差はありませんでした。

「かかりつけ医」に関する意識を見てみると、「かかりつけ医がいる」と答えた人が55.9%と半数を超え、「現在はいないが、いると良いと思う」人が14.4%と、7割の国民は「かかりつけ医」の必要性を認識していることが分かります。

医療の平等性について、所得差によって医療の中身が異なることに反対の人の割合(所得の高い低いにかかわらず、受けられる医療の中身は同じであるほうがいい)は全体の74.4%でした。
一方、所得差によって医療の中身が異なることは仕方ない(所得の高い低いによって、受けられる医療の中身が異なることはやむを得ない)と考える人の割合は17.7%でした。
この割合については、第3回の調査からほぼ一定して変わらなず、7割から8割の国民が医療についての平等性を重視している、言い換えれば混合診療には慎重な姿勢であることがうかがえます。
さらに日本の医療全般について、どのように感じているかを項目別に尋ねると、「よい」と回答した割合が最も高かったのは、「医療の技術(提供される医療内容)」で、85.2%を占めた。次いで高いのは、「個人情報に対するセキュリティ」(61.1%)、「医療の安全性」(60.6%)など。
逆に反対に、評価していない点(「悪い」)に注目してみると、「国民の医療費の負担」が24.4%と最も高く、「夜間休日の医療へのアクセス」(17.3%)、「医療の効率性(重複受診が無いなど)」(14.8%)でした。

国民皆保険の恩恵は十分に感じつつも、医療費負担への不安やアクセスの改善を望んでいる国民の姿が浮き彫りになっています。
  株式会社ウエルビー
  代表取締役 青木正人