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地域包括ケアは統合から変容へ

2016年8月号

さきごろ「ダヴ」「ラックス」「リプトン」などのブランド群を日本でも展開している オランダとイギリスに本拠を置く家庭用品メーカーの多国籍企業「ユニリーバ」元取締役アンドレ・ヴォン・ヘームストラさんのお話を聞く機会(ODネットワークジャパン年次大会2016)がありました。 Growing Sustainably Knorr
同社は「環境負荷を減らし 社会に貢献しながら ビジネスを成長させる」というビジョン(ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン:The Unilever Sustainable Living Plan)を掲げるなど 企業の社会的責任(CSR:corporate social responsibility)を重視した企業として知られています。

アンドレさんは 多国籍企業には
 ① 雇用者をつくる
 ② スキルと技術のシェア
 ③ バリューチェーン(value chain:価値連鎖;商品・サービスが顧客に届くまでの間どこでどれだけの価値が生み出されていくか)全体のサステナビリティ(sustainability:持続可能性)の管理
 ④ インテグリティ(integrity:言行の一貫性)の効果の提示
という4つの貢献が必要だと述べました。

彼の言葉が大きな説得力を持っているのは ビジネスの成長と社会貢献(人権・ 労働者の権利・女性のための機会・包括的なビジネスなど新興国を中心とした暮らしの向上の取組)が矛盾なく実現されている事実があるからです。

このような取組みを企業が進めていくいためには 次の5つの段階があるといいます。
 ① 基本(compliance)
 ② しっかり関わること(engaged)
 ③ イノベーティブ(inovative)
 ④ 統合する(integrated)
 ⑤ 変容的(transformative)
最終的には 会社が自分自身を変容させることを通じて 環境の変化を助けることが重要だと述べています。

これはオランダのビュートゾルフ(Buurtzorg)やゾルフアクセント(Zorgaccent)で見聞し 感じたことと 全く同じです(ビュートゾルフのCEOのJos de Blokは"transition"という言葉を使います)。
日本の地域包括ケアの未来にも 統合から変容へと展開していくステージが見えてくるようです。
  株式会社ウエルビー
  代表取締役 青木正人