月刊コラム– archive –
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2019年12月号
コミュニティケア、自立を支えるイノベーションを表彰 アジア健康長寿イノベーション賞創設 10/17日、AHWIN(アジア健康構想)フォーラム「アジアにおける高齢者ケアを描く:あるべき健康長寿社会とは」に招待されました。 保健大臣会合で来日したアジアの... -
2019年11月号
介護・ケア職の成長志向を伸ばす! 個業化を防ぎ専門性を担保する職場づくり 10月末、松山市で開催された全国老人福祉施設研究会議で、現場からの研究発表の審査員を務めました。 テーマは「2040年を見据えた人材採用・育成・定着戦略 人材確保後の育成・... -
2019年10月号
三つの過剰を乗り越えるために 人の主観と関係性を大切にする社会へ 日本経済新聞の人気コラム「私の履歴書」、先月は野中郁次郎・一橋大学名誉教授でした。 楽しみにご覧になった方も多かったのではないでしょうか。 8月号の『Wedge』で、「『三つの過剰... -
2019年9月号
ネガティブな年金報道から見えるもの 長生きがリスクで終わらない社会に 先月末、公的年金財政の健全性を5年に一度点検する財政検証が厚生労働省の社会保障審議会年金部会で提示されました。 新聞各社もこぞって1面で報道しています。 「年金水準、見通し... -
2019年8月号
特定処遇改善加算で得るもの、失うもの!? 国民と事業者の自律と幸せをめざして 今月末の締め切りを控えた「介護職員特定処遇改善加算」。 7月26日付の「シルバー新報」は「都道府県にも相当な数の質問が寄せられていることがうかがえる。すでに職員に説... -
2019年7月号
特定処遇改善加算の真の意義とは!? 医療・介護の生産性指標はQOL 6月のコラムで「生産性の向上」を取り上げましたが、「骨太方針2019」が取りまとめられたこともあって、先月は学者やエコノミストがこぞってこのテーマを論じています。 井伊雅子・一橋大... -
2019年6月号
働き方改革の本当の名宛人は?生産性向上は経営者の責務! 医療・介護分野で、このところやけに目につく言葉が「生産性の向上」です。 先月末に開催された第2回「2040年を展望した社会保障・働き方改革本部」の会合では、「介護職員の平均労働時間・残業時... -
2019年5月号
増税なしでも医療・介護は破綻しない!?極めてイデオロギッシュな経済財政論 「日医ニュース」4月20日号のコラム「プリズム」は、スペインの哲学者オルテガ(Jose Ortega y Gasset)の「専門家は大衆」という『大衆の反逆』に出てくる言葉を引用し... -
2019年4月号
介護保険を創り、持続させる熱意と協働平成生まれの共有財産 本日、新しい元号「令和」が発表されました。残すところひと月となった平成の30年間は、介護保険20年間の歩みと多く重なります。 平成12(2000)年4月1日、豊島区の高齢者在宅サービスセンター... -
2019年3月号
ウエルビーコラム2019年 3月号 ポスト2025年、ポスト地域ケアの課題は!? 生産性向上でサステナビリティを確保 予算審議にも大きな影響を与えている統計不正問題への対抗に追われている厚生労働省ですが、先月末から2021年度の制度改正、第8期介護保険事... -
2019年2月号
ウエルビーコラム2019年 2月号 変貌を続ける社会保障 20周年を迎える介護保険 今月の24日で、ウエルビーは20周年を迎えます。 これも、ひとえにみなさま方のご支援、ご協力のたまものと感謝申し上げます。 弊社は、2000年に誕生した介護保険制度と同じ歩み... -
2019年1月号
ウエルビーコラム 2019年1月号 病気は「自己責任」!? 社会保障の骨幹を守る あけましておめでとうございます。 昨年の漢字に「災」が選ばれました。 昨年、例年にないほど頻発した災害ですが、その被害を自己責任とする人はほとんどいないはずです。 し...