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月刊コラム

2010年2月号

2010年2月号

ウエルビーコラム 2010年2月号

「狼は来ない」のか?
賢者は「歴史」に学び 愚者は「体験」に従う

先月 厚生労働省の介護雇用管理改善推進事業の「キャリアパス研修会」の講師として 茨城県内4か所で講演を行いました。
私の持論である 「経営者の最大のミッションは 職員に未来の姿を示すこと」 という観点から 「キャリアパスを含めた『トータルな人事管理育成制度』の構築が その第一歩だ」
とお話をさせていただきました。
ほとんどの事業経営者・幹部のみなさんが たいへん真摯に聞き入っていらしゃいました。

その中で 参加者のお一人から「人事管理育成制度の重要性は理解できたが 現実的には導入しようとしても 困難が多い」という ご感想をいただきました。
もちろん 一朝一夕に 仕組みが構築できるとは思っていません。

しかし 困難を伴わない改革などありえません。
人は変化や変革に対して 鈍感であったり 臆病であったりしがちです。
「熱いお湯にカエルを投げ入れるとびっくりして飛び出す。けれども 水にカエルを入れて徐々に温度を上げていくと カエルは逃げずにゆで上がってしまう・・・・」
という寓話があります。

現状で満足していては 現状維持どころか 限りなく衰退への道をたどっていくものです。
事業を行う意味・目的や理念をないがしろにするようでは 組織自体の存在意義も失われてしまいます。
またもし「自分が勤めている間は 変革は必要ない」と 考えているなら 子や孫の代に禍根を残すことになり 無責任のそしりは免れません。

地方の特養経営者の一部には「介護保険ができても 報酬改定が行われても 結局なんにも変わらないじゃないか」という考えの人間もいます。
日本航空や大手百貨店の惨状を「対岸の火事」としか見ていないのでしょう。

政治や社会が大きな転機を迎えていることは まぎれもない事実です。
自らの乏しい「体験」にだけ頼っていると「歴史」からしっぺ返しをくらうことを 銘記しておくべきでしょう。


「賢者は歴史に学び 愚者は体験に従う」-
ビスマルク

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