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月刊コラム

2016年2月号

2016年2月号

ウエルビーコラム 2016年2月号

政策を超えたニーズに立ち返る
「お坊さん便」が教えるもの

2月1日付の日本経済新聞の1面のコラム(春秋)で「お坊さん便」という新サービスが取り上げられていました。
インターネットを通じて 通常の法事や法要なら 全国どこでも一律35,000円で僧侶を自宅やお墓に手配してくれるサービスです。
仏教界からは「宗教をビジネスにしている」という批判あるといいます。
しかし 世間にはニーズがあることの証拠でもあります。
ホームページでは「今までお寺と関わりがなく依頼の仕方がわからない」「僧侶を呼びたいが檀家になりたくない」
という方におススメとあります。
まさに今の仏教界へのアンチテーゼといえます。
コミュニティの喪失した社会で生活はしていても 亡くなった家族との絆は持っていたい・感じていたい。
しかしそこに家族間のつながりを理解できない「他者」に踏み込んでこられたくない。
というのが 多くの人たちが心の奥に抱いている心情ではないかと想像できます。
「宗教がビジネス以下」の役割しか果たしていないという現実に目を向けることが必要でしょう。
介護報酬改定以降 介護事業者の倒産が取りざたされています。
これをもって「政策の誤り」とだけ断じていいのでしょうか。
先ごろ日本政策金融公庫総合研究所が 「訪問・通所介護事業に関するアンケート」結果

を公表しました。
訪問介護の48%・デイサービスの43%が赤字でした。
にもかかわらず 介護保険外サービスへの参入の意向を尋ねると「取り組むつもりはない」との回答が半数以上(52.0%)となっています。
こう考える介護事業者は「介護報酬切り下げがという政策が誤りだから自らの事業行動をける必要はない」と考えているのでしょうか。
たとえ報酬の単価が切り下げられても 顧客数や提供時間が増加すれば 当然売り上げは低下しません。
利用者のニーズ「本当に必要なのはどのようなサービスなのか」を虚心になって考え・感じることができますか。

株式会社ウエルビー 
代表取締役青木正人

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