2009年2月号

ウエルビーコラム 2009年2月号

介護事業者にも新たな責任の時代
オバマ大統領就任演説が訴えるもの

全世界を覆う不況の真っ只中 アメリカ合衆国の大統領にバラク・オバマが就任しました。
1月20日に行われた就任式は200万人が集まり 大きな盛り上がりを見せました。
とりわけ就任演説は たいへん力強いメッセージとして米国民のみならず 私たちの心にも響いてきました。

What is required of us now is a new era of responsibility – a recognition, on the part of every American, that we have duties to ourselves, our nation, and the world, duties that we do not grudgingly accept but rather seize gladly, firm in the knowledge that there is nothing so satisfying to the spirit, so defining of our character, than giving our all to a difficult task.

-いまわれわれに求められているのは 新しい責任の時代に入ることだ。米国民一人ひとりが自分自身と自国・世界に義務を負うことを認識し その義務をいやいや引き受けるのではなく喜んで機会をとらえることだ。困難な任務にわれわれのすべてを与えることこそ 心を満たし われわれの個性を示すのだ。

この”American”を”Japanese”と読み替えても まったくその通りではないでしょうか。
さらに 私たち介護事業に携わる者にとっても 欠かせない認識を示しています 。

少子高齢化と低迷する経済のもと 私たちには新たな責務が生まれています。
それは 困難ではありますが 大きな喜びと社会に対する貢献をもたらすものです。
報酬改定の先を見越した 事業の将来に思いを馳せることが経営者の責務です。

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